きりんの日記

きりん日記

理系の大学院生です。フランスへ留学してました。

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フランス留学記#2「フランスに来て2ヶ月が経ちました」

もうすっかり日中でも吐く息が白く、フランス人に真冬はこんなもんじゃないと脅され怯える今日です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

気づくとフランスに来てから早2ヶ月が経ちました。

過ぎてみるとあっという間というのはまさにこのことだと実感します。

さて、ほぼ海外初心者の私にとって、この2か月は当然カルチャーショックの毎日です。渡仏してから気づいた文化や環境の違いについて書こうと思います。

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コンビニがない!

日本では当たり前に存在する24時間営業のコンビニエンスストアがありません。スーパーマーケットは普通にありますが、どこも全て大抵21時に閉まります。場所によっては遅くまでやっているところもあるみたいですが、パリ市内でないとなかなかないみたい。いざ、何かが欲しいっていうときにスーパーが開店するまで待たなきゃいけないのは不便だったりします。日本の便利さを実感する瞬間ですね。

 

みんな、踊る

やはりラテンの国というべきか、みんな、踊ります。よく同じ寮内でパーティをすることがあるのですが、確実にみんな踊ってます。日本で踊ったことがなかった自分からすると相当の衝撃でした。みんな踊っている中自分は棒人間と化していました。笑

やっぱり価値観が違う

これは友達と話していく中で感じたことです。政治、宗教、LGBT、について当たり前に話します。みんな自分の考えを持っています。日本だと人前でこういった話はタブーのような雰囲気がありますよね。少し仲良くなると何の宗教を信仰しているのか確実に聞かれます。

みんな日本の文化詳しすぎ

留学生の友達ができて一番驚いたことは、ほとんどの人が日本の漫画、アニメを見たことがあるということです。その影響で日本の地名なんかも自分よりも詳しかったりすることもあります。ほんとに驚きです。日本のこれまでの歴史を作ってきてくれた先人方に感謝する瞬間ですね。また、自分がこれまで日本に対してあまり興味を持ってこなかったことに恥ずかしくなります。

タバコ問題

フランス人はほとんどの人がたばこを吸います。アメリカ人の友達が特に驚いていました。アメリカでは規制されていて分煙、禁煙が進んでいるらしいです。日本はまだまだ遅れている国だと思っていたが、フランスは分煙などする気はさらさらないようですね。外出すると二日に一回はライターを持っていないか聞かれるし、三日に一回はたばこを持っていないか聞かれます。

みんな勉強熱心!

 日本では、大学だけでなく中学高校も、授業中に質問をするのってなかなか勇気がいることだしできない、したくてもしない人がほとんどだと思います。フランスは違う。普通にみんな質問しまくる。たとえその質問によって授業の進行が遅れたとしても、先生も嫌な顔せずに真摯に受け答えしています。

 

まとめ

本当に、日本が便利で暮らしやすい国であるということを実感しました。また、日本の文化を知れていないということも嫌でも再確認させられました。この二か月たくさんの気づきを得ることができました。

 

日本にいても語学は勉強できます。その国の歴史も知ることはできます。だけど、やはり現地に出向いて自分の肌でその空気を体感してみないと、リアルな文化というのは学ぶことはできないと確信しました。この2か月、日本での授業や本からではなかなか想像できないような体験をすることができました。今後もこういった気づきを大切にし、過ごしていきたいと思います。

 

p.s.

 

 

もし、この記事を読んでくれている留学に興味を持ってくれている人がいれば、語学の勉強以外に日本の「まんが」を読むことをお勧めします。 

 

きりん