きりんの日記

きりん日記

理系の大学院生です。フランスへ留学してました。

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フランス留学記#3「おにぎりアクション」編

Bonjour~

きりんです。

 

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みなさんTABLE FOR TWOという団体はご存知でしょうか?

アフリカの子どもたちに給食を TABLE FOR TWO公式サイト

日本発の社会貢献運動です。

 

おにぎりアクションとは?

現在、10月10日~11月20日の期間で「おにぎりアクション」というイベントが開催されています。

 

おにぎりの写真をSNSに投稿するだけで、このイベントに賛同している企業や個人の方がアフリカの学校へ5食分が寄付される活動です。

 

普段、学生が社会貢献をすることは難しいことですが、この活動なら私でもできる!と思い、「おにぎりパーティ」を開催することにしたのです。

 

ご飯ってコミュニケーションのツールとして持ってこいだと思います。ましてやそれが日本食となると、話題は必然的に日本の話に繋がっていきます。

つまり、日本を発信する活動にもつながる!

 

留学先でこのイベントを行うと、一石二鳥なのです!!

 

今回私自身がやってみて、うれしいことに、みんなに日本について興味を持ってもらえたと実感できました。

 

毎年開催されているイベントのようなので、是非留学する人はやってみてください!

 

準備したもの

また、このパーティを準備するにあたり、

私が準備したのは「お米」「ふりかけ」「ちびくろちゃん」「おにぎりの型」です。

まず「お米」は、フランスではかなり普及しています。少し大きめのスーパーなら日本のお米に似たお米を入手できます。

 

肝心のおにぎりの具材ですが、私は「ふりかけ」を使いました。

しかし「ふりかけ」はまだ残念ながら見かけたことがありません。。重たいものではないし、私は日本から持ってきました。ツナ缶は売っているので、ツナマヨはできますよ!

 

次にご飯を炊く機械。海外で炊飯器を購入するのは難しいことですので、私は「ちびくろちゃん」を利用しました。名前がなんともキュートですが、性能は完璧です。

ご飯を炊くだけでなく、おかゆ、シューマイなどの蒸し料理も作ることができます!

日常生活でもよく使うのでおすすめです!!

 

そして、「おにぎりの型」ですが、大人数におにぎりの作り方を一人で教えるのは厳しいですし、簡単に楽しく作ってもらいたかったので、こちらを用意しました。

最後に

 

今回のイベントはみんなにも非常に満足してもらえて、私自身大満足です。

特に成功したポイントは、みんなに自分の手でおにぎりを作ってもらったことです。

日本は「ものつくり」で成長をしてきた国だし、そういう日本の文化の一面も触れてもらうことができた気がします。

 

今後も、自分の留学活動だけでなく、こういった日本発信活動もしていけるように頑張りたいと思います。

 

きりん

トビタテ留学JAPANってなに?「奨学金」編

Bonjour~

きりんです。

 

留学に興味を持った人のほとんどが語学の次に心配になるであろうこと。

それは「お金」。

勇気を持ってネットで留学費用を調べてみても、とても払えられる額じゃない。

と、一回は諦めたことのある人はいるんじゃないでしょうか?

自分も同じような経験をしたことがあります。

ネットで情報を探ってはお金がかかるからやっぱり無理だ。と。

 

私はトビタテ留学JAPANという選択肢に挑戦しました。

現在、幸運にも第9期の奨学生として採用を頂きました。

今回はそんなトビタテについてリアルな実態を書こうと思います。

少しでもトビタテについて理解してもらえたら幸いです。

 

というわけで、今回は「奨学金」編と題し、お金の話をします。

 

 

そもそも「トビタテ」とは?

一度サイトを見てもらった方がいいかもしれません。

www.tobitate.mext.go.jp

非常に斬新でクールデザインのトビタテのサイトは、いつみても刺激を受けます。笑

トビタテは文部科学省が主催する「2020年までに日本人留学生を倍増する!」という留学促進キャンペーンです。

 「海外体験」を当たり前の文化を作ろうとしているのですね。

いくらもらえるの?

 

留学したい国、保護者の方の収入、大学生なのか高校生なのか、によって異なるので、

詳細は上のリンクをご参考ください。

 

要するに、充分すぎるお金がもらえるのです。

自費で学校への留学を考えている人へは授業料も支給されます。

しかも、 なんとこの奨学金、返済不要なんです!

 

仕組みは、企業によるご支援や寄付を募り、それを奨学金としてトビタテ生に提供することで、将来それを還元できるように頑張ってきなさい。ということですね。

 

実際に、私はこの奨学金だけで留学をしています。感謝です。。

 

どんな人が応募できるの?

基本、日本人の学生ならだれでも応募できます。

これってすごくないですか?誰でもです。

もし、あなたが英語を全く話せない、もしくは、あなたの学校での成績が良くなかったとしてもそんなのは関係ないのです。

 

大事なのは、「留学したい」という熱意と、学修活動の他に、留学先で「実践活動」をすることです。

 

また、留学する年度に30歳以下であること。という条件もあります。

 

実践活動って何?

学修活動は学校で勉強するということですよね?

実践活動というのは、「実際に留学先で、現地に住む人々を巻き込んだ行動をする」

ということです。

なので、学習活動と違って答えは一つではありません。

これまでのトビタテの先輩の実践活動というのは非常に参考になるので、ぜひ見てみてください!

tobitate.jasso.go.jp

審査はあるの?

もちろんあります。1次審査と2次審査があります。

1次では書類審査。2次では個人面接、プレゼンテーション、グループディスカッションによる審査です。

 

1次の書類審査の留学計画書の記入はかなり大事だと思います。なぜなら、今まで限られた文字数だけで、あなたを採用したいと思わせなければならないから。

っていうとすごく難しく聞こえるかもしれませんが、「熱意」をどれだけ文字にできるかが大切です。

1次審査の対策についてはまた次回お話しします!

 

2次審査は1次審査を通った人が文部科学省へ招集されて、半日かけて面接、プレゼン、グループディスカッションがあります。

2次審査についてもまた次回お話しします!

 

 まとめ

少しでもトビタテのことを知っていただけたでしょうか?

採用された今、トビタテに勇気を出して申請してほんとによかったと思います。

お金以外にも得られることが多いからです。

トビタテの申請で得られるお金以外のこと、次回お話しします。

少しでも参考にしていただけると幸いです。

 

きりん

フランス留学記#2「フランスに来て2ヶ月が経ちました」

もうすっかり日中でも吐く息が白く、フランス人に真冬はこんなもんじゃないと脅され怯える今日です。みなさんいかがお過ごしでしょうか。

気づくとフランスに来てから早2ヶ月が経ちました。

過ぎてみるとあっという間というのはまさにこのことだと実感します。

さて、ほぼ海外初心者の私にとって、この2か月は当然カルチャーショックの毎日です。渡仏してから気づいた文化や環境の違いについて書こうと思います。

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コンビニがない!

日本では当たり前に存在する24時間営業のコンビニエンスストアがありません。スーパーマーケットは普通にありますが、どこも全て大抵21時に閉まります。場所によっては遅くまでやっているところもあるみたいですが、パリ市内でないとなかなかないみたい。いざ、何かが欲しいっていうときにスーパーが開店するまで待たなきゃいけないのは不便だったりします。日本の便利さを実感する瞬間ですね。

 

みんな、踊る

やはりラテンの国というべきか、みんな、踊ります。よく同じ寮内でパーティをすることがあるのですが、確実にみんな踊ってます。日本で踊ったことがなかった自分からすると相当の衝撃でした。みんな踊っている中自分は棒人間と化していました。笑

やっぱり価値観が違う

これは友達と話していく中で感じたことです。政治、宗教、LGBT、について当たり前に話します。みんな自分の考えを持っています。日本だと人前でこういった話はタブーのような雰囲気がありますよね。少し仲良くなると何の宗教を信仰しているのか確実に聞かれます。

みんな日本の文化詳しすぎ

留学生の友達ができて一番驚いたことは、ほとんどの人が日本の漫画、アニメを見たことがあるということです。その影響で日本の地名なんかも自分よりも詳しかったりすることもあります。ほんとに驚きです。日本のこれまでの歴史を作ってきてくれた先人方に感謝する瞬間ですね。また、自分がこれまで日本に対してあまり興味を持ってこなかったことに恥ずかしくなります。

タバコ問題

フランス人はほとんどの人がたばこを吸います。アメリカ人の友達が特に驚いていました。アメリカでは規制されていて分煙、禁煙が進んでいるらしいです。日本はまだまだ遅れている国だと思っていたが、フランスは分煙などする気はさらさらないようですね。外出すると二日に一回はライターを持っていないか聞かれるし、三日に一回はたばこを持っていないか聞かれます。

みんな勉強熱心!

 日本では、大学だけでなく中学高校も、授業中に質問をするのってなかなか勇気がいることだしできない、したくてもしない人がほとんどだと思います。フランスは違う。普通にみんな質問しまくる。たとえその質問によって授業の進行が遅れたとしても、先生も嫌な顔せずに真摯に受け答えしています。

 

まとめ

本当に、日本が便利で暮らしやすい国であるということを実感しました。また、日本の文化を知れていないということも嫌でも再確認させられました。この二か月たくさんの気づきを得ることができました。

 

日本にいても語学は勉強できます。その国の歴史も知ることはできます。だけど、やはり現地に出向いて自分の肌でその空気を体感してみないと、リアルな文化というのは学ぶことはできないと確信しました。この2か月、日本での授業や本からではなかなか想像できないような体験をすることができました。今後もこういった気づきを大切にし、過ごしていきたいと思います。

 

p.s.

 

 

もし、この記事を読んでくれている留学に興味を持ってくれている人がいれば、語学の勉強以外に日本の「まんが」を読むことをお勧めします。 

 

きりん