フランス留学記#6「病院の行き方」編
きりんです。
風邪を引いて病院に行く機会の増える人がいるかもしれない今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私は先日、フランスの総合病院を利用してきました。
風邪ではなくて、健康証明書を発行してもらいに。
日本の病院とは診察を受けるまでの方法が違うし、なにより初めての経験でかなり苦戦したので、私の体験をシェアしたいと思います。
この手順は風邪を引いた時も同じ手順で行うようです。是非参考にしてみてください。
手順
①まず予約をとることが必要です。(予約-RDV:rendez-vous ランデブー)日本みたいにいきなり受付で予約できるスタイルとか異なります。これはおすすめのサイトがあります。
おそらくフランス全土で使える予約システムです。近くの駅とかなにかキーワードで調べると簡単にお医者さんが見つかります。登録する時は携帯で確認できるメールアドレスだと便利だと思います!
②メールを受け取る。予約をすると確認のメールが登録したアドレスに届きます。大事なメールなのでなくさないようにしましょう。
③予約の時間の前に行く。遅刻してしまうとまた予約を取り直さなければならないケースもあるので、余裕を持って行動するようにしましょう。
④病院への入り方。普通のアパートの中に入っていることが多いです。いろはのいもわからず立ち往生していたら、フランス人が教えてくれた。まずベルを一回鳴らしてからドアを開けて普通に入るのがマナーのようです。
⑤受付らしき場所があるので、そこで挨拶をして、名前を伝えます。
使えるフレーズ「Bojour, je suis 名前ーこんにちは。名前です。ボンジューフ、ジュスイ名前」
無事に予約できていれば、リストに名前が書かれていて、座って待っておくように指示されます。
⑥ここから診察を終えるところまでは日本の病院と一緒。今回の場合、軽い問診と脈の計測、鼓動?の確認をされました。おもしろかったのが、鼓動の確認を胸だけでなく、背中からもされたこと。素人にはよくわかりません。笑
⑦お会計。これは驚きでした。お医者さんに直接お金を渡します。カードリーダーを持っている先生だったのでカードで払えました。
⑧これで無事に終了。お金をすでに払っているので、そのまま帰宅。
注意事項
入るときにインターホンというかベルを鳴らしてから入ること。これは暗黙のルールみたいなので。
日本と同じように、待合室では静かにしてる。
お金を先生に直接渡すので、心の準備をしておいた方がいいかも。
今回、健康証明書をもらいに行ったが、25ユーロだった。一般的にはどこの病院でもそうらしいです。今回は予約の時間の関係で行けなかったが、学校に隣接している病院を使うともっとお手頃に利用できるかもしれないとのことでした。ただ、学割などの割引はないみたいですね。
最後に
できれば病院には行きたくはないですが、私みたいに健康証明書が必要だったりする場合や、もちろん時には風邪を引くこともあります。
簡単なことかもしれないけど、いざという時に知らなければ、不安だったりパニックになりますよね。
ひとりでも多くの人が、この記事を読んで、フランスで安心した生活が送れることを願っています。
きりん
フランス留学記#4「パリ郊外の10月の気候」編
きりんです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
フランスに来てから日本と違うと思うことの一つに「気候」があります。
当たり前のことですかね。笑
でも、日本にいた頃は天気予報でフランスの気温などを見ても、一体どんな服装をすればいいのかなど検討もつきませんでした。
今回は2018年の10月の気候を振り返ってみます。
来年以降10月にフランスで過ごす方の参考になればと思います。
天候で見る10月の気候
いつも私が参考にしている天気予報のサイトを参考に、10月の気温をグラフにしてみました。
パリの10月の天気 2018 - フランスのパリのAccuWeather天気予報 (JA)
グラフを見て分かる通り、日本と同じように冬になるにつれて気温が下がってきていることがわかりますね。
また、よく天気が変わりましたが、曇りが多めだった気がします。
雨は中旬に1日、下旬に2,3日降りました。
体感による10月の気候
フランスは日本よりも湿度が低いです。同じ気温でも、湿度によって体感温度は変わってきます。
湿度が低いとその分、体感温度も比例して低くなります。なので、日本にいる状態でフランスの気温を見ただけでは、なかなか想像が難しいですよね。
10月上旬は9月から急激に気温が下がりかなり冷え込みました。かなり寒いように感じました。
10月中旬は上旬よりも暖かい日が数日ありました。たまに日中は半袖で過ごせそうだなという日もありました。日中に関しては上旬よりも薄着で大丈夫でした。
10月下旬は徐々に冷え込んできました。日中でも吐く息が白くなってきました。
おすすめの恰好
日本よりも天気が変わりやすいし、気温も変わりやすいので、できるだけ脱ぎ着できる格好がいいかと思います。
これを踏まえて10月に見かけた周りの服装とおすすめの服装をお話しします。
10月中旬以降ダウンコートを来ている人が増えてきました。ユニクロのウルトラライトダウンなんかはコンパクトですし、気温の差が激しいフランスではおすすめです。
私自身、寒がりなところがあり、ユニクロのヒートテックは中旬以降、毎日着ていました。極暖までは必要ないですが、晴れている日は半袖のヒートテック、曇りの日は長袖のヒートテックを着ていました。
また、日中だけ行動する場合は、ヒートテックさえ着ていればその上にシャツを着て、秋物のコートでも十分対応できると思います。
早朝、または夕方以降に行動する場合はやはりダウンがあると安心かなと思います。
寒がりの人はカイロを持っておくとさらに安心だと思います。
また、ズボンに関しては、私の場合一か月を通して、普通のジーンズで問題ありませんでした。
最後に
今回は、私の体感した10月の気候についてお話ししました。10月は急激に日照時間が減ることもあり、一度体調を崩してしまうことがありました。季節の変わりめの時期だと思います。皆様も体調にはお気をつけてお過ごしください。
また、どんなに真冬でも半袖一枚で過ごすことができる人がいるのと同様に、人により感じ方に違いはあるかと思います。ご了承ください。
P.S.
フランスは湿度が低いです。部屋の中の湿度も当然低いので、寝るときにマスクをしていないと朝喉が乾燥していて痛くて目が覚めてしまいます。(いびきをかいているのかもしれないけど。。笑) 日本では全くそんなことなかったのに。
加湿器もしくはマスクの着用はかなりおすすめです。
きりん
フランス留学記#3「おにぎりアクション」編
きりんです。
みなさんTABLE FOR TWOという団体はご存知でしょうか?
アフリカの子どもたちに給食を TABLE FOR TWO公式サイト
日本発の社会貢献運動です。
おにぎりアクションとは?
現在、10月10日~11月20日の期間で「おにぎりアクション」というイベントが開催されています。
おにぎりの写真をSNSに投稿するだけで、このイベントに賛同している企業や個人の方がアフリカの学校へ5食分が寄付される活動です。
普段、学生が社会貢献をすることは難しいことですが、この活動なら私でもできる!と思い、「おにぎりパーティ」を開催することにしたのです。
ご飯ってコミュニケーションのツールとして持ってこいだと思います。ましてやそれが日本食となると、話題は必然的に日本の話に繋がっていきます。
つまり、日本を発信する活動にもつながる!
留学先でこのイベントを行うと、一石二鳥なのです!!
今回私自身がやってみて、うれしいことに、みんなに日本について興味を持ってもらえたと実感できました。
毎年開催されているイベントのようなので、是非留学する人はやってみてください!
準備したもの
また、このパーティを準備するにあたり、
私が準備したのは「お米」「ふりかけ」「ちびくろちゃん」「おにぎりの型」です。
まず「お米」は、フランスではかなり普及しています。少し大きめのスーパーなら日本のお米に似たお米を入手できます。
肝心のおにぎりの具材ですが、私は「ふりかけ」を使いました。
しかし「ふりかけ」はまだ残念ながら見かけたことがありません。。重たいものではないし、私は日本から持ってきました。ツナ缶は売っているので、ツナマヨはできますよ!
次にご飯を炊く機械。海外で炊飯器を購入するのは難しいことですので、私は「ちびくろちゃん」を利用しました。名前がなんともキュートですが、性能は完璧です。
ご飯を炊くだけでなく、おかゆ、シューマイなどの蒸し料理も作ることができます!
日常生活でもよく使うのでおすすめです!!
そして、「おにぎりの型」ですが、大人数におにぎりの作り方を一人で教えるのは厳しいですし、簡単に楽しく作ってもらいたかったので、こちらを用意しました。
最後に
今回のイベントはみんなにも非常に満足してもらえて、私自身大満足です。
特に成功したポイントは、みんなに自分の手でおにぎりを作ってもらったことです。
日本は「ものつくり」で成長をしてきた国だし、そういう日本の文化の一面も触れてもらうことができた気がします。
今後も、自分の留学活動だけでなく、こういった日本発信活動もしていけるように頑張りたいと思います。
きりん